無事フィレンツェ観光をGETし、さあどこに行こうかということで、まずはフィレンツェの中でも最も有名な建物「ドゥオーモ（サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂）」へ向かいました。

クーポラ（丸い塔のような部分）に上るためには予約チケットが必要ですが売り切れで購入できなかったので、とりあえずは大聖堂を外側から鑑賞することにしました。

大聖堂を目の前にしての感想は、大きい！色合いが綺麗！人が多い！です。

下調べをほとんどしないで旅に出たため、このドゥオーモがどれだけ素晴らしい建築物であるかということを知らずに何となく観てしまったことが今となっては悔やまれます。

あとで調べたところ、1296年からおよそ150年かけて建てられ、建築が始まった当時、フィレンツェは近隣諸国と争っていました。

そしてフィレンツェの偉大さ、財力を誇示するため、大きくてすごい大聖堂を作ろう！ということになり、このように大きな大聖堂となったようで、 フィレンツェ共和国時代の宗教の中心、約３万人が集まることができたようです。

外壁のなんとも優しく美しい色合いに心奪われたのですが、それは白の大理石を基調とし、緑、ピンクといったイタリアカラーで装飾されているからです。

その淡い緑やピンクが独特の美しさを生み出していて、まさに『花の聖母教会』という別名の通りと思います。

建築様式は後期ゴシックから初期ルネッサンス建築。確かにゴシックの細やかな直線的な感じとルネッサンスの安定した優雅さを兼ね備えているように見えます。

６月末のフィレンツェは観光シーズンで、とにかく人、人、人。

大聖堂の内部の見学には予約は要りませんが、大きな大聖堂の周りをぐるりと大行列ができていて、入場するのに一日掛かって終わるのでは？という状態だったため諦めることに。

ドゥオーモのすぐ近くのカジュアルなカフェのようなレストランのようなところで昼食にしました。

夢だった「イタリアでマルゲリータを食べる」がついに叶います。

しかし、お味の方は、割と普通でした。

次は美味しいレストランに入ろうと心に決めました。。

でも夢が叶った瞬間でしたから、この時のことは忘れません☆

店頭ではテイクアウトのジェラートが売っていました。

店員さんはみんなイケメンで、さすがイタリア！というところでしょうか。